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  • SNSに公明党支持者ってそんなにいたのかというエコーチャンバー 2026-02-16

    政治ネタ

    – 公明党支持者ってSNSにこんなにいたの?3つのエコーチャンバー

     2026年1月、立憲民主党と公明党が急に中道とかいう政党を結成して、2月に選挙で壊滅してしまいました。なんというか、さすがに無理だろと思ってたので、微妙に不思議はない。

     それはそれとして、Twitter(現 X)(以下xtter)は普段国会クラスターとかまともに政治を語ってる感じのアカウントをフォローしてるので、立憲民主党を応援してるアカウントが「おすすめ」されてきて、たまに維新の会の支持者が流れてくる感じだったのが、中道が結成されてから公明党支持者(RICEを名乗ってるけどあれは何?)のアカウントの書き込みもかなり流れてくるようになった。

     まあ、しかし公明党支持者ってはっきり言って、SNS上でいないと思ってた。はっきり言えば、公明党って創価学会だけで活動していれば十分当選するので、うちの選挙区(公明党のSafe seat、安全選挙区)では公明党の人が駅前で立ってるシーンなんて見たことがなかった。むしろ、関西万博のために実家近くに帰ってきた2025年に、公明党の市議が駅前で立ってて死ぬほどびっくりした。最近、公明党もなんやかんやで落ち目といわれ始めてたからかなとは思うが、公明党の人って朝、駅前に立つんだなという。

     よって、中道が結成されてから、創価学会か何かで「SNSにアカウント作って活動しろ!」みたいな指令か何かが出たから、アカウント作ってみんなで書き込み始めたのかな?と思ってた。が、どうも投稿が流れてくるたびにアカウントの設立日を見てみると、2020年あたりが多くてどうも急に作ったという感じではない。つまり、以前から書き込んでた(簡単に確認した範囲だと、休眠アカウントというわけでもない感じ?)ようだ。

     正直なところ、これはこれでエコーチャンバーというか、やっぱ「いるんだな。」というか。国会クラスターをFollowしてたら、そういう感じのアカウントが流れてくるというのはかなり意識していたが、逆に「公明党支持者アカウントってネットに結構いるんだな。」というのは新しい発見というか、「ほかのクラスター(界隈)」って想像以上に存在が見えないんだな。という反省があった。地元の創価学会の集まりで頑張ってたら票取れるでしょ。という。これが、第一のエコーチャンバーだった。

     彼らは、少なくともxtter上ではずいぶん立憲民主党に融和的な考えを持っているようだった。まあ、話は分かる。以前から各種サイトがやってる「ボートマッチ」、つまりアンケートに答えたら自分の考えと各政党の公約とどれくらい近いかというサービスをやると、立憲と公明は確かに似た傾向が出る。その点は確かにそうなのだろう。そもそも、公明党が自民党と連立を解消したのが、公明党内の支持者の大不満からという話であった。これが、第二のエコーチャンバーだった。

     で、振り返ってネットではなくリアルの話だが、今住んでる千葉の某所はあまり公明党のポスターがないのだが、それでも数か所ある。しかし、中道が結成されてしばらくは中道のポスターが貼られておらず、結局投票日も立憲現職のポスターが貼られることはなかった。そして、実家の大阪の選挙区では、あれほど貼られてた公明党の前職のポスターが完全に消えてるどころか、中道のポスターすら全く貼られてない。「公明党掲示板」と書かれてる個人の家に書けてある板に全く中道のポスターが貼られてない。自分がパッと見たところ、1/3も貼られてない。当然、中道から出てる小選挙区のポスターは全く貼られてない。2~3時間も自転車で走り回って調べたが、選挙管理委員会が設置してるポスター掲示板以外は1か所しか見つけられなかった。

     まあ、これもわかる。選挙前の2025年9月、うちの選挙区は5分も自転車で走れば、公明党前職の「政治系youtube r」のポスターに必ず出くわす。これくらいの勢いで貼られてた。それが、全く貼られてない。それは当然で、彼が次の選挙に小選挙区に出るだろう。創価学会の人はそう思ってたのだろう。が、出なかった。だから、ポスターは貼られなかった。

     つまり、好意的な方の仮説としては、いくら強力な組織を持つとされる創価学会でも、そこまで急に右向け右で候補者の差し替えは無理だった、悪意的な方の仮設では、創価学会の人でも立憲と公明が合併するのは無理だと思った。つまりそういうことだろう。

     創価学会の事情は分からない。が、もしかしたら、創価学会の中でも、政治に関心が強くて、自民党と連立を組むのが嫌な人と、政治にはそこまで興味がない(もともと宗教団体なので)が毎回公明党で頑張ってたくらいの人がいて、政治好きな人がそうでもない人を説得できなかった。そして、SNSで集まってるのは政治に関心がある方の人で、彼らも内心では政治にそこまで関心がある層に食い込めなかったんではないか。

     つまり、これが第三のエコーチャンバー、SNSの公明党支持者界隈は、たぶん関心が強い上澄みの方の層で、いくら彼らが頑張ってもあまり関心がない層を説得しきれたわけではない。そんな感じがした。

    ポスター調査計画

     というわけで、近々また大阪に帰る用事が出来たのを利用して、ポスターがどれくらい貼られている、いや、どれくらい「貼られていない」のかを調査してみようと思う。むしろ、これから「どれくらい貼られていくのか。」の調査になりそう。

    産業ネタ

    Zipparが遂にケーブルの上を走る

     Zipparという次世代交通システムがある。端的にいうと、スキー場にあるリフトみたいに、ケーブルを伝って移動するシステムである。但し、スキー場のは乗車口と下車口の2か所にケーブルを張って、ケーブル自体をくるくる回転させて動くシステムで基本的に二か所の往復しかできないし、リフト自体には動力はない。Zipparはリフトに電気自動車のシステムをつけて、ケーブル自体は固定でタイヤか何かで走っていく。つまり、スキーのリフトよりあちこち自由に移動できる。

     個人的には、かなり期待の交通機関で、基本的に枯れ気味の技術を使っている点が高評価ポイント。つまり、スキー場だとリフトが冬に大活躍。大きなスキー場だと軽自動車くらいの大型リフトが実用化されている。電動機構のほうも、今頃は電池技術の向上で電気自動車の性能はかなり高くなっているし、これを流用すればうまく行きそう。

     と思ってた。

     が、だんだん心配になってきた。はじめは神奈川県秦野市に試験線を敷いて走らせていたようだ。この試験線はケーブルの上は走らず、モノレールのように鋼鉄の構造物の上で走るものだった。これはよい。基本的な部分はクリアしている。そうすると、次は最大の売りである「ケーブルの上」を走って移動するのだろうなー。なんといっても、スキー場のリフトは大きなものがケーブルに引かれて移動している。個人的には、次は廃止された山のリフトか何かで実験するものだと思ってた。おそらく、ケーブルの上を走らせるうえで最大の問題は風にあおられたときにどれくらいまで安全性を保てるかだろう。

     次に、福島県いわき市に実験線を作ったらしい。お。早速見に行くか。と思って結構日付がたってしまったが、見にいった。

     ・・・ケーブルは? ここも、鉄製のレールの上を走るものだった。それはわかる。ケーブルの上は?というか、ここは海沿いで全然、坂じゃない。これ、山登れるのだろうか。Zipparが実用化されるようなところは、街でもある程度坂があるところが想定されるのではないかと思う。

     と思ってたが、ようやくZipparくんの試験線にケーブルが敷かれたらしい。

     まあ、個人的には初めから山の近くに作って、きつい坂を登れるかまでもう実験する段階にくるくらいのスピード感じゃないとベンチャー企業としてどうなんだという気はしなくはないけど、でもこれでだいぶ安心した。もう一声、坂登れるかどうか早めに試験してみてほしい。たぶん、作ったら普通に登れるんじゃないかという気はするけど。

     ちなみに、最近知ったけど、昔四国でZipparのディーゼル版みたいなのがあったらしい。技術的な事情ではなく、商業上の理由で廃止されたとのこと。

    五台山ロープモノレール -wikipedia-

     早めに山登ってほしい。

    PowerX社が早めに黒字になりそう

     PowerXという会社がある。イーロンマスクとは全く関係がないので安心してほしい。端的にいうと、巨大バッテリーを国産で作ってる会社で、これを船に積んだりして電力線なしで電気を運んだりする予定の会社。今のところ、電気自動車のスタンドなどを作って口に糊する感じで経営をしているらしい。

     この会社、ベンチャー企業にはよくある話だが、しばらくはどうしても赤字続きになりそうだということだったが、急に「来年黒字になりそう」と発表しだした。これはびっくりした。

    https://www.nikkei.com/nkd/company/article/?DisplayType=1&ng=DGXZQOFL160FJ0W6A210C2000000&scode=485A&ba=1

     海外では蓄電池の需要が急激に高まっているので、量産が進んで値段が急激に下がっているとのこと。値段は下がってるけど、需要が多いのでうまく量産出来たらもうかるのだろう。

     個人的には、地方の鉄道路線に巨大なバッテリーを置くのが良いと思う。鉄道は、特に直流の路線は数kmごとに変電所を設置しないいけなくて、これがかなりのコストになるとのことだけど、この変電所を蓄電池で置き換えることが出来たら、普段は需要調整用の蓄電池として使う一方で、電車の動力としても使用できるし、電車が停車するときの回生電力を回収して、民間に再販売するみたいな使い方もできればかなり電車運行コストが下がるのではないかと思う。

     どうですか、PowerXさん。実は株買ったので、つぎ株主総会で質問させてください。無理ですか。そうですか。

  • フェイクニュースだったはずが、実話になった第一次安倍政権と統一教会

     今日、安倍元首相を手製の銃で殺害した山上被告の裁判が始まったので、昔の思い出話をメモとして残すことにする。

    第1次安倍政権の時代の話

     政治に詳しくない方に向けて説明すると、安倍元首相は合計2回、総理大臣を務めたことがある。

    ・第1次安倍内閣:2006年9月ー2007年9月

    ・第2次安倍内閣:2012年12月ー2020年8月

     今回したいのは、第1次安倍内閣の話である。

     今のおそらく30歳未満の方からすると、まったくもって信じられないと思うが、2006年時点でインターネット、今でいうTwitterやFacebookほどの人気があった2chでは、安倍晋三は徹底的に批判されていた。批判されていたというか、もう叩かれてた。

     しかも、批判していたのは俗にいう「ネトウヨ」、つまり保守派、右翼側から徹底的に嫌われていたのである。当時確か高校生だった自分でも、お気の毒に思うほど叩かれていた。

    安倍晋三は韓国の手先!!!

     政治には興味があったが、はっきり言ってネット(特に2ch)で政治の情報を得ると頭がおかしくなるので、「政治板」や「ニュース速報」なんてのは一切見なかった(n速VIPを除く)。「ソースはネット(笑)」といわれ、「2chにこう書いてあったから真実だ!新聞やテレビは嘘を流してる!」とか言い出す人間は2chねらーからすら馬鹿にされる。しかし、では政治の情報に全く触れないのかというと、そんなことはないのである。

     政治とは全く関係のない板に入り浸っていたとしても、政治の話をコピーペーストで無差別に張り付けていく(マルチコピペという)人間がいる。これは当然荒らし行為なので、あとで「あぼーん」(削除)されて、リモートホスト(プロバイダー)丸ごと規制されて関係ない人までしばらくの間書き込めなくなる羽目になるのだが、これをする人間がかなりいた。正直迷惑なのでやめてください。

     第1次安倍内閣時代、かなり頻繁に張られていたコピペが「安倍晋三は統一教会とつながりがある。保守ぶってるが韓国の手先だ。」みたいな内容である。統一教会含む、カルト新興宗教は大体「この高い壺を買えば、あなたや家族の病気が治る。」と嘯いて高い壺を買わせるのが常套手段であるが、ちょうど2chのトップページもなぜか巨大な「壺」の画像であったため、これにかけて壺のAA(文字で作った絵)と一緒にマルチコピペされていた。2006年は平成不況とはいえ、韓国と日本の国力の差は大きかったし、2chというところは大体差別万歳何でもありなインターネットスラムなところがあるので、とにかく韓国の手先みたいな政治家は真っ先に批判の対象になった。つまり売国奴ということである。

     まあ、なんというか2chでいう「極東板」とか、そういう隔離板(やばい話題が好きなヤバい連中を隔離するための板)や、Naver(今ではLINEを運営してる韓国の企業)という会社が「韓日翻訳掲示板」なる自動翻訳で日本語と韓国語を翻訳する、どっからどう見ても荒れそうな掲示板を運営してて、日本の馬鹿と韓国の馬鹿が直接対決できる最悪の場を提供していた、最悪の時代だった気がしなくもない。

     話がそれたが、つまり2006年時点で、安部元首相は統一教会とつながっているという話は広く流通していたのである。2022年の暗殺時にTwitter上で「安部元首相が統一教会とつながってるなんて嘘だ!」や「左派が安部元首相は統一教会とつながってると批判し始めたのもたまたまだ。」なる、現実の否認やたまたま論みたいなのが出始めて、個人的にはかなり驚いた。というか、政治に興味があるなら、安部元首相は統一教会とつながっているということはみんな知ってて当然だと思っていたからである。

    「潰瘍性大腸炎で辞任した」はフェイクニュースだった「はず」

     第1次安倍内閣は、俗にいう「消えた年金問題」で大きな転機を迎える。はじめは、小泉純一郎首相(今の小泉進次郎議員の父)が不祥事もなく引退するので、その後任として何の問題もない状態で政権発足を迎えることができたが、消えた年金問題に対処しきれず辞任することとなる。

     「消えた年金問題」というのは、一言でいえば「ずっと年金を払い続けてきたのに、転職したときにその記録が消えてしまった。」という問題である。転職時に当時あった年金手帳に記載の番号が正しく次の雇用先にわたらなかったり、年金手帳の番号がいっぱいになってしまって、現地の社会保険事務所で応急的に番号の桁数を増やしたりしたので記録がめちゃくちゃになってしまったという事件である。

     正直なところ、安部元首相時代からずっと起こってきたことが、たまたまその時噴出したもので、首相の直接の責任ではないのだが、それでも行政府の長として対応する責任はある。この時、短期派遣(日雇い派遣)とかを大量に導入して、番号の突合せを行うなど対応していたのだが、問題はここからである。

     当時の安部首相は体調不良から、本当に突然辞任会見を行う。

     このころから、2chでは、今までとは真逆の「マルチコピペ」が張られることになる。それが「安倍元首相が辞任したのは持病の悪化であり、マスコミが言うような仮病や精神的な弱さからくる体調不良ではない。」というコピペである。

     安部元首相は持病があった。潰瘍性大腸炎である。これは確かに持病としてはあった。

     しかし、当時、辞任の理由は「体調不良」であり、「潰瘍性大腸炎」だとは言われなかった。実は「潰瘍性大腸炎ではない」のであった。

    安倍首相、「機能性胃腸障害、全身が衰弱」 主治医会見 2007年09月13日19時25分

     これはWikipediaなどにも書かれていたが、内視鏡をいれてみてみたが、目に見える異常は発見できなかった。潰瘍性大腸炎というものは、大腸の中の壁に潰瘍、つまり通常とは異なる腫れたような状態になる病気であり、内視鏡でみてみて潰瘍があるはずである。

    翌9月13日、慶應義塾大学病院に緊急入院。しかし、病院側の記者会見でも、内視鏡を入れて検査したが、目に見える異常は発見できなかったので「機能性胃腸障害」としたというのが医者の説明だった[62]

    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E5%80%8D%E6%99%8B%E4%B8%89#%E8%BE%9E%E4%BB%BB%E3%81%AE%E5%8E%9F%E5%9B%A0

     つまり、潰瘍性大腸炎で辞職したというのは「フェイクニュース」だった。少なくとも2007年は。2chのマルチコピペが根拠で「報道が間違っている。」なんて言い出したら頭のおかしい人扱いである。

    なぜか「潰瘍性大腸炎」の悪化で辞任したことになっていく

     病院側が潰瘍性大腸炎を否定したにもかかわらず、ネットでは「潰瘍性大腸炎の悪化で辞職した。」という謎の情報が出回る。つまり、持病を持った人間を追及したから悪化した。そのような「印象操作」を行おうとする人間がいたようである。

     当時、このような怪情報というのはネットでよく流れたものである。2005年、奈良県で「布団叩きおばさん」という人が話題になった。奈良県で近隣トラブルから、隣人に爆音を流して睡眠妨害などを行った人がいた。当時、報道機関でかなり話題になり、ワイドショーをにぎわせた人である。

    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%88%E8%89%AF%E9%A8%92%E9%9F%B3%E5%82%B7%E5%AE%B3%E4%BA%8B%E4%BB%B6

     この布団叩きおばさんに関する、こんな怪情報が流れた。つまり、「布団叩きおばさんは実は被害者であり、報道機関が布団叩きおばさんを悪者にでっち上げた。」という内容である。こういう話が2chでマルチコピペされていった。しかし、結局はそういう事実はなかったようである。

     しかし、こういう「マスコミはこう報じているが、実はこうだった」という話は人間の良心の呵責を引き起こすらしい。この後、安倍元首相は「実はあの辞任は潰瘍性大腸炎であった」という話をし始める。特に、民主党政権が成立、その後迷走していったあたりからどんどん広がっていったような記憶がある。

     そして、第2次安倍政権成立。このころには、なぜか「第1次安倍内閣時代は潰瘍性大腸炎という持病の悪化で辞任することとなった(国会で追及した当時の野党はひどい)。」という話が通説となってしまった。

    そして暗殺事件へ

     2022年7月、安倍元首相は暗殺された。そして、犯人の犯行の理由は統一教会と安倍元首相のつながりであった。

     先に、カルト新興宗教は大体「この高い壺を買えば、あなたや家族の病気が治る。」と嘯いて高い壺を買わせるのが常套手段であると書いた。

     そう。総理大臣であったが、長年苦しんだ持病で辞任した(本当か?)。その後、病気が治った。そして、再度総理大臣として就任した。

     統一教会にとって、最も「病気で不安を抱える信者」に対して訴えかけることができる、病気で一度は首相を辞任したが、病気を治して再度首相になった、そんな人が現れた。しかも、NHKなどで報じられたように、統一教会に応援のメッセージまで投稿してくれる。格好の広告台、それが安倍晋三元首相。

     暗殺されて、犯人が統一教会に恨みを持った人間の犯行だと知ったときに、一番初めに思ったことがこのことであった。

     安部元首相が第一次安倍内閣の時に、本当に潰瘍性大腸炎の悪化で辞任したのであろうか。仮に、実はそうでなかったとしたら。もし、「潰瘍性大腸炎の悪化で辞任した。」という話が世間に広まらなかったとしたら。もしかしたら、事件は起こらなかったんじゃないだろうか。と、今でも思う。

     おわり。

    -2025-10-29 00:39 最終段落の一つ前の段落を追記-

  • 法人税が上がれば給与が上がるし投資も増える話

     意外と気が付かない人が多いらしいのでメモ。

     バブルの時代、日本経済は好景気に沸き、とにかく人手不足だった。大学生は内定をもらうと企業から海外旅行をプレゼントされる。企業に入れば、大手の企業であれば場合によっては海外の大学院に企業の金で、企業から給与をもらいながら留学していた。

     なぜこんなに企業は気前が良かったのか。それは「法人税が高かったから。」かも?

    https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/corporation/082.pdf

     法人税とは、企業の「利益」にかかる。

     つまり、ある会社が下記のように活動したとする。

    人件費:500万円×10人=5,000万円

    仕入れ、加工費:5,000万円

     つまり、費用は10,000万円(1億円)で、物を作って売る。

    売り上げ:10,100万円

     すると、利益は100万円になる。この100万円に税金がかかる。昭和62年(1987年)なら、基本税率で42%、つまり42万円が法人税となる。今だと、23.2万円が法人税となる。

     バブルの頃だと、42万円も税金にもっていかれて、68万円しか残らない。この68万円のうち、法定準備金というので10%は会社に残さないといけないので、最大68万-約7万=60万円くらいが株主に渡す配当にすることができる。ちなみに、最大60万円なので、会社に残しておくこともできる。会社に残しておくもの(法定準備金も含めて)が内部留保と呼ばれるものとなる。はず(確か)。

     ここで、あなたが社長だとするとどうだろうか。42万円も持っていかれる。それなら、最初から「儲けない方がいい。」となるのではないだろうか。

     もし、例えば、人件費を少しいじる。

    人件費:510万円×10人=5,100万円

     すると、利益は0円となる。

     もし、この「10人」の中に、社長本人、または社長の家族が含まれていたとしたらどうだろうか。500万円が510万円になると、所得税が少し増えることになる。しかし、法人税と比べたらおそらく相当安くつく。そして、最初にあげたような「社員旅行」に使ってしまえばどうだろうか。仮に全額経費で落とせた場合、法人税がかかるはずだった100万円は全額税金がかからないことになる。

     ところかわって、2025年だと23.2%となる。すると、法人税は23.2万円、残るのは76.8万円となる。1987年の42万円の法人税と残りの68万と比べてどうであろうか。

    2025年 法人税:23万円/残り77万円

    1987年 法人税:42万円/残り68万円

     経営者としては、法人税の税率が高い方が、節税をしようという動機が大きくなる。

     単に労働者の利益になるだけではない。この100万円を給与ではなく、設備投資や研究開発に充てることもできる。そして、給与と同じく、法人税が高ければ高いほど、設備投資や研究開発に充てようという動機は高まるのである。

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